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旧帝・早慶に逆転合格したいのなら独学しかない。
偏差値40でも旧帝・早慶に合格できる方法を書いた。
10分で読んで下さい。
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今も浪人している友人Tの物語だ。始めに断っておくが、彼は僕の親友である。小学校からの仲だった。受験勉強も一緒に頑張った。今も彼の合格を願っている。
さて、悪趣味なタイトルだ。不合格体験記。なぜこの記事を書くのか。それは、Tの失敗から、学べることが多いためだ。
世の中には、Tと同じように成績が伸びない人がいる。なぜ、伸びないのか。それは、受験勉強の本質を理解していないためだ。Tは、僕とは違い、高校は進学校に通い頭がとても良かった。彼は文系、僕は理系なので「俺が大発明するからTがそれを商売してくれ。将来世界を変えるデカいことやろうぜ」などと、夢を語ったりしたものだ。(今も彼との夢は諦めていない)
彼は早慶を目指している。十分に頭はいい。ではなぜ、彼は合格できないのだろう。以下、僕の考察を述べる。
塾に行かなければならないと思い込んでいる
日本に蔓延する考え方だ。「大学受験に塾は必須」これは本当なのか?高校受験では、ほぼ全員塾に通う。中学に入った瞬間に塾に通う者もいる。僕は大手進学塾のアルバイトをしたことがあって分かるのだが、はっきり言って塾に通っても成績は伸びない。
塾に通っている人の方が、勉強ができる傾向にあるのは、塾に通わせる親が教育熱心だったり、知的レベルが高い家系であるためだ。塾に通って上がったのではない。しかし、塾に通い、高校に進学した人は、塾に行かなければ大学にも行けないと思い込んでしまう。
Tもそのうちの一人で、周りと同じように塾へ通った。しかし、高校で部活に精を出していたため、出発点は周りより遅かった。同じ教科書、同じ授業を受けて、逆転合格などできるはずがない。Tは当然現役で早慶には受からなかった。それどころか、MARCHも落ちた。
一方、僕は独学で勉強して、偏差値40から旧帝と早慶に逆転合格を果たした。それを見て1浪の際、Tは宅浪を選んだ。
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はじめに勉強法の勉強をするべき
Tが宅浪を選んだのが、今思えば間違いだったのかもしれない。僕は大学入学の準備で忙しく、Tに宅浪のノウハウを教えられなかった。Tは自分で勉強すれば、勝手に成績が上がると思い込んでいたようだ。市販の有名どころの参考書をやっていたようだが、いっこうに成績は上がらなかった。
独学は勉強法の勉強をしなければならない
独学は勉強法でほとんどが決まる。せっかく強い気持ちを持って頑張って独学しても、それが無駄な勉強であれば、成績は全く上がらない。
独学では一番初めに、勉強法について熟知しておく必要があるのだ。10やって3身に付ける勉強法があれば、10やって10身に付く勉強法もある。もちろん10やって1も身に付かない勉強法も存在する。闇雲に頑張って、それが10中10身に付く勉強法である可能性は限りなく低い。
成功者の体験談や脳科学を元に、普遍の効率的な勉強法を考えるのが最良の手段だ。僕もはじめ、勉強法について調べ尽くした。物理学者が勧める泥臭い勉強法や、起業家の効率的に情報を処理する技術、脳科学の実験結果などをざっと収集した。その中から、僕でも実践できそうなものをピックアップし、勉強法を改良していった。
その結果、河合塾や駿台の模試で偏差値が一気に向上し、旧帝、早慶に余裕で合格できた。
独学は闇雲に頑張ってはだめだ。偏差値が上がるように、合格できるように勉強するのだ。独学で効率を重視した勉強法を実践すれば、初学者でも短時間で旧帝だろうが、早慶だろうが合格できる。
このサイトに僕が実践した勉強法の数々を記した。勉強法の一覧は下の記事から。
計画・スケジュールの管理が甘い
独学ではもう一つ重要なことがある。計画を練ることだ。Tは受験計画も何も考えずに勉強を始めた。当然、締め切りはないし、やることも不明瞭なのでダレる。夏休みを過ぎた頃から、何を勉強したらよいか分からないことと、迫りくる試験日のストレスで現実逃避を始めた。受験勉強を放棄してしまったのである。
年に2回ほどTに会っている。彼が受験勉強を放棄したのを知ったのは、彼が2浪目に突入した春だった。2年前は夢を語り合い、共に切磋琢磨することを誓った仲だった。それだけに、とても悲しかった。彼はブクブクと太り、もとの端正な姿の面影はなかった。それに競馬やパチンコに溺れていた。
いったん競馬やパチンコに溺れてしまった人間は、何かきっかけがないと絶対に辞められない。「就職や進学で、物理的にギャンブルをする暇がなくなる」というような大きなきっかけだ。当然、浪人中の彼にそんなきっかけは訪れない。
それに、いったんダメになってしまった頭は、そう簡単に再起しない。独学の危険性のひとつだ。そうならないために、自分のやるべきことを明確にし、自分の行動をコントロールする必要がある。
独学では勉強法とスケジュール管理を徹底すべし
独学で大切なことは2つだ。
- 勉強法を勉強すること。
- 計画・スケジュールの管理をすること。
勉強法の勉強は、成功者の体験記や、脳科学の見地を調べつくすことによって可能だ。僕のサイトでは、受験時代に練った勉強法を示した。下の記事は僕が実践した勉強法の一部だ。
計画・スケジュールの管理法は、ビジネス書などをあたったり、ネットで仕事術を調べればよいだろう。もちろん、僕のサイトでも有用な計画法を述べている。
僕のサイトでは、大学受験で成功したノウハウを惜しみなく述べている。非進学校に通い、偏差値40から旧帝や早慶に合格した人を僕以外に知らない。言ってみれば、僕の勉強法はアホでもできる勉強法なのだ。汎用性がある、有用な勉強法だと自負している。
勉強はやり方を間違うと全く伸びない。塾へ行ったからと志望校に合格できるものでもない。偏差値を上げたり、逆転合格を果たすには、自己管理し、正しい勉強法で効率よく勉強する必要がある。
最後に。Tは2浪目もダメで、まだ浪人している。もう頭が錆付き、早慶に受かるのは難しいだろう。いったん大学に入って次のステージへ進み、もとの端正で明晰な姿に戻るのを待っている。
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旧帝・早慶に逆転合格したいのなら独学しかない。
偏差値40でも旧帝・早慶に合格できる方法を書いた。
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