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旧帝・早慶に逆転合格したいのなら独学しかない。
偏差値40でも旧帝・早慶に合格できる方法を書いた。
10分で読んで下さい。
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大学受験の勉強において、重要なポイントは理解することである。
ただ教科書の数式を丸写ししても偏差値が上がるわけがない。
これは人によっては耳が痛い現実かもしれないが、労多くして功少なし的な勉強をしている人が多いように思う。
本記事は次のような方を対象に書く。
対象科目
理系科目(特に数学と物理)
対象者
・偏差値40~60
・頑張ってるのに偏差値が上がらない人
脳死勉強はしないほうがマシ
「教科書の数式を必死にノートに書いたのに偏差値が上がらない」
「問題集を(なんとなくパラパラして)一周したけど偏差値が上がらない」
この症状に陥っているあなた。
相当まずい。
勉強に対して変なクセがついてしまっている。
はっきり言うが、「理解」なく行う勉強は時間の無駄である。
理解から逃げ、脳死して手を動かすのは自己満以外の何物でもない。
小中学生ならそれで褒められる。
しかし、小中学生の延長で脳死スタイルを続けると泥沼にはまる。
必死に勉強しているのに偏差値が上がらない状態から抜け出せなくなる。
あなたの周りにいないだろうか?
すげーマジメで宿題をきちんとこなし、ボロボロでカラフルなノートを拵えているのに成績は微妙なやつ。
「理解」から逃げるとそういうイタイ人になる。
「理解」「理解」というが、では理解とはなに?
どのように「理解」すればいい?
それでは話そう。
「理解」の基準は「説明」できるか
数学であれば、立式の意味を理解せずに数式を追っていないだろうか?
物理であれば、物理的な意味を無視して数式を追っていないだろうか?
脳死するとどんなに頑張っても偏差値はあがらない。
とにかく理解することに努めよう。
では「理解」とは何か?
明確な基準を述べる。
「説明できるかどうか」が「理解」の基準である。
説明といってもダラダラと説明するのではない。
解答までの道筋を、ポイントを挙げて説明できれば良い。
例えば以下の問題に対して。
簡単な問題であるが、次のようにポイントを挙げられれば理解できたとしてよい。
①nについて一般的に成り立つことを証明する方法として帰納法を想起
②n=1で成立を示す。n=kでの成立を仮定し、n=k+1の成立を示す。
このように方針が立てば後は算数。
上の問題の場合ポイントは帰納法1個だが、難関大学の入試の場合ポイントは3~7つ程度は存在する。(式変形などの計算に関しても特殊なテクニックがあれば挙げる)
上述のように端的に回答までの戦略を述べられれば(できれば、その戦略を用いる意義も含めて述べられれば)その問題は「理解できた」としてよい。
(関連記事:「説明すること」にもっと突っ込んだ勉強法として、ファインマンテクニックという勉強法がある。ノーベル物理学賞受賞者ファインマンが提唱した方法を以下で紹介した)
効率のいい勉強法3選 | 勉強テクニック編
「じゃあ「理解」だけで偏差値は上がるの?」
もっとな疑問だ。
理解するフェーズを終えたら訓練
「理解」だけで偏差値は上がるの?
答えは半分NOで、半分YESだ。
センスの良い人や、ある程度計算力がある人なら「理解」だけで全統記述模試で偏差値65くらいは出る。
そうでない人はどうするか?
答えは「訓練」である。
多くの人は訓練しないと、「理解」していても「実践」できない。
しかし、全ての問題で訓練しようとすると、受験勉強においては効率が悪い。
逆転合格はほぼ100%無理だ。
全問題訓練方式は多くの高校が取る方針であり、同じ方針で勉強しても逆転できるはずがない。
みんなと同じように勉強しても根性で逆転できる?
無理だ。
脳死の根性論は逃げと同義。
何をやるべきか分からないからと根性論に逃げてはならない。
根性の出しどころを見誤ってはダメだ。
もっとも効率的なのは、このサイトで述べているように分けることだ。
①基礎的な参考書→②応用的な参考書→③過去問(&Z会)
①、②は理解のフェーズである。
ここではいちいち手を動かす必要はない。
(以下に「書かない勉強法」などの勉強の7つのテクニックを述べたので参考に)
大学受験 勉強法 | 効率を極限まで高める7つの方法
頑張って手を動かすのは③の過去問&Z会のフェーズだけでよい。
これが最も効率的に偏差値を伸ばし、旧帝早慶に逆転合格できる方法である。
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旧帝・早慶に逆転合格したいのなら独学しかない。
偏差値40でも旧帝・早慶に合格できる方法を書いた。
10分で読んで下さい。
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