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旧帝・早慶に逆転合格したいのなら独学しかない。
偏差値40でも旧帝・早慶に合格できる方法を書いた。
10分で読んで下さい。
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「如何にやらないか」
大学受験の勉強はこれに尽きる。
このページを読んでいるということは、あなたは普通に勉強をしても、このままでは大学受験に間に合いそうにないということだろう。
しかし、もう大丈夫だ。大学受験には攻略法がある。このサイトに、効率を上げる勉強法も、参考書も戦略も全て記してある。偏差値40から半年で旧帝A判定を叩き出し、余裕で旧帝、早慶に合格した僕の経験に基づいている。
さて、今回は、本当に時間がない人に向けて、受験勉強の最優先事項について述べる。
気負っていっぱい勉強しようとする人ほど大学受験は上手くいかない。生真面目ではダメだ。「塾で講座をいっぱい取る」とか「学校の先生の授業をよく聞く」とか「ノートを綺麗にまとめる」とか、そんなんでは、日東駒専や産近甲龍止まりだ。
はじめの3章で、受験勉強の心得を書いた。
次の2章で、どの科目を優先するべきかを説明した。
あなたが理解する>>綺麗なノートを作る
ノートがやたらカラフルな方。教科書や参考書にマーカーをいっぱい引く方。成績向上とは無縁な行為なので、すぐにやめるべきだ。
偏差値が低い人ほど、ノートがポップだ。
可愛いノートを作ることが目的なら合理的だ。何も言うことはない。しかし、本気で難関大学を目指しているのなら、申し訳ないがどうかしている。
大事なところに黄色、すごく大事なところに赤で線を引くという行為は生産的ではない。大事なところは全て覚えるしかないのだから、赤とか黄色とか関係ない。
もともと太字で強調してある部分に再びマーカーを引く行為は、もはやアホとしか言いようがない。
筆記用具は、シャープペンか100円の単色ボールペン1本でいい。消しゴムもいらない。消す時間がもったいない。参考書の大事なところは、線を引いたり丸で囲む。問題を解くときは、100円のノートかルーズリーフに書き殴る。
偏差値が急上昇する勉強とはこういうものだ。モノクロでよい。
できるだけ短時間で記憶、理解することが大切だ。効率よく理解することだけに焦点を当てよう。綺麗にノートを取っても、参考書にカラフルに色塗りしても成績は上がらない。
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次の問題>>分からない問題
勉強中、分からない問題は飛ばそう。いつまでも考えてはいけない。
小さいころから「分からないところはその場で解決しよう」「先生にすぐ質問しよう」という教育を受け続けてきているので、多少カルチャーショックを受ける方がいるかもしれない。
しかし、効率よく成績を伸ばしたいのなら、分からないところはどんどん飛ばした方がいい。理由は二つある。
- どんどん進めた方が生産性が高い
- 今分からなくても、いつか分かる日がくる
1問を悩み続けるより、どんどん進めて5問理解した方が試験の点数は上がる。
また、どんどん進めて1周したあと、分からなかった問題を見てみると、だいたい解決する。序盤では強敵でも、最後まで進んで経験値を貯めたあとなら瞬殺できるのだ。「強くて最初から状態」である。
このように受験勉強には、当たり前と思われていることでも、実は効率が悪いということがよくある。勉強法については次の記事に書いた。
受験勉強>>学校の勉強
受験勉強の方が、学校の勉強の何倍も大事だ。高校の成績が悪くても、人生においてマイナスなことは一つもない。しかし、受験勉強は学歴に関わる。どう考えても、自己満の高校の成績より、学歴の方に比重を置くべきだ。
また、学校の勉強もできないのに、受験勉強などできる訳ないという謎理論を展開している人がいる。しかし、それは僕の経験からすると間違いだ。
僕は旧帝と早慶に合格した。通っていたのは、偏差値50未満の底辺高校だ。模試で旧帝A判定を叩き出した頃に受けた定期テストの成績は学年で真ん中くらいだった。
ちなみに僕の高校の首席は私立大学の看護、次席は日東駒専に進学した。大学受験に学校の成績など関係ないのだ。
僕の高校はレベルが低過ぎて、比較するのもおこがましい程だが、これだけは言っておこう。少しでも学校の勉強の効率に疑問を感じるのなら、そんなものは放棄して受験勉強を最優先させるべきだ。
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二次試験の科目>>センター試験だけの科目
理系の方で、センター試験のために社会の勉強を毎日している方はいないだろうか。また、塾でセンター対策の古文や漢文の講座を取っている方はいないだろうか。
「センター対策は直前だと間に合わない!だから夏にみっちりと!」こんなことを1ミリでも考えようものなら、難関大学への逆転合格なんて到底ムリだ。
さも当然かのように目にする受験のうたい文句だが、よく考えてみてほしい。
例えば、東北大学の工学部の配点を考えてみよう。総合点は1250点だ。社会の配点はそのうちの50点だ。割合にすると4%である。
社会を全く勉強せずに60点の人と(地理を選択すればノー勉でも6割取れる)一生懸命勉強して80点の人では総合点に0.8%しか差が生じない。
そんな科目のために、時間を割いたり塾に通ったりするのは無意味なことだ。
自分の大学の配点を見て、本当に勉強するべき科目を考えよう。下の記事で「損切戦略」と題して詳しく説明した。
志望大学の変更という選択肢
誰しも苦手科目がある。もちろん苦手科目を克服するのは素晴らしいことだ。だが、苦手科目を勉強しなくてもいい道も、存在することを知っておくべきだ。
「志望校の変更」を視野にいれよう。
初めから終わりまで、同じ大学を目指し続ける必要はない。あなたの適性に合わせて、大学を変えるというのは素晴らしい選択肢だ。
数学ができないからと、センター試験から退散する人が行きつく私立文系は死文と揶揄される。しかし、彼らは非常に合理的で賢いと思う。
センター試験の点数が低いがために、地方の国立に進むより、文系科目に特化して早慶やMARCHに行く方が人生のクオリティは何倍も高い。
僕もセンター試験より二次試験の方が自信があったので、センターの配点が高い北大や九大は視野に入れていなかった。
自分の能力に合わせて、最も有意義な人生を送れるような大学を目指そう。苦手科目を頑張って克服するより、何倍も賢い生き方だ。
「逃げ」ではない。「戦略的撤退」だ。
苦手なことを放棄するという生き方は賢い。
受験勉強の優先順位
5つの勉強法や受験戦略を説いた。本当に優先するべきことに注力することが、大学受験の近道である。
全部本気を出すのは、効率が悪いししんどい。「如何にやらないか」「どこで力を抜くか」を意識しよう。
本記事では、受験勉強で常識と思われている無駄を洗い出し、本当に優先するべきことを説いた。それは次の5つであった。
- ノートや教科書をカラフルにするより、ペン一本でモノクロで勉強しよう。大切なのは、あなたが記憶、理解することだ。
- 分からない問題をずっと考えるより、次の問題をどんどんこなそう。生産性が上がるし、分からない問題もいつか解けるからだ。
- 学校の勉強より、受験勉強を第一優先に考えよう。高校の成績は人生に全く影響しないが、大学名は一生付いてくる。また、高校の勉強を頑張っても、大学受験に繋がるとは限らない。
- センター試験だけの科目より、二次試験の配点が高い科目を勉強しよう。「センター試験は夏からみっちり!」こういった受験文句に流されないように。志望校の配点から冷静に分析しよう。
- 苦手科目の克服もいいが、志望校の変更も視野に入れよう。戦略的撤退だ。逃げではない。
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