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Z会 独学 | Z会は難関大学受験の裏技である

投稿日:2017年10月12日

早慶や旧帝といった難関大学を受験するのなら、Z会の通信教育をおすすめする。

とりわけ独学生、宅浪生は使わない手はない。

Z会をうまく使いこなせたから、僕は偏差値40から旧帝や早慶に逆転合格を果たすことができた。難関大学を志望する者にとって、Z会は言わば裏技である。

この記事では僕の経験をふまえて、Z会の特徴、難易度、対象者、効果的な使い方を書いていく。

あなたもZ会を利用すれば、確実に難関大学に合格できる。

浪人生はこちらの記事へ。Z会がどれだけ難関大学受験に有効か説いた。
Z会 浪人 | 浪人生はZ会を使えば楽して難関大学に合格できる

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Z会の通信教育の特徴

Z会は難関大学志望者しか相手にしていない。それも、旧帝や早慶といった超難関大学のみである。日本のトップ数パーセントの頭脳しか相手にしない商売。

さすがに、そういう最高の頭脳を相手にしているだけに、舐めたところが全くない。

塾の教材や参考書だと、「こんな問題出るんか?」「難易度のばらつき大きくねえか」といった問題が散見される。

対して、Z会の問題は、難易度が旧帝早慶レベルの普通~やや難レベルの問題で揃えられている。記述量も、B4の解答用紙にちょうどおさまる。

勉強していてストレスがないのである。

Z会の添削は素晴らしい

また、Z会の利点は添削が異常に丁寧であることだ。

「非常に」というレベルではない。「異常」なレベルである。添削に添削者の熱意を感じられる。とある近似の問題で、少し背伸びしてマクロ-リン展開で解答したことがある。マクローリン展開というのは、大学レベルの数学である。

(ツイッターでフォローしていた数学系のボットがマクローリン展開について呟いていたので知っていた)

マクローリン展開で解答した箇所について、「できれば高校数学で解くべき」というコメントと共に、マクローリン展開が使える条件や、少し応用したテイラー展開についてのコメントも記してあった。最後に応援のコメントまでよせられていた。

Z会の通信教育は、添削者の熱意も相まってモチベーションもアップするのだ。

もちろん、他のところも、丁寧に添削される。分からないところを解答用紙に書き込めば、コメントもしっかり返ってくる。

「この部分もっと簡単に計算する方法ありますか?」

「この部分は記述する必要ありますか?」

幾度となく解答用紙に質問を書き記したが、全て丁寧に返ってきた。

Z会の問題数や難易度

9月以降の「実践演習期」では、毎月一定量の問題数が送られてくる。数学は8問、物理と化学は6問、英語は長文と英作文2セット。

問題は、1題ごとに旧帝や早慶の大問1個分のような構成である。難易度は、高過ぎず低過ぎず、旧帝早慶の過去問の中~中の上レベルで綺麗に揃っている。

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Z会を使うべき人

Z会の難易度は旧帝、早慶の入試レベルである。なかなかの高難度だ。当然、初学者は太刀打ちできない。おのずとZ会を利用できる人というのは、大学受験の範囲がある程度完成している人に限られる。

つまり、偏差値を60から70に伸ばす目的で使用するべきだ。

Z会は極端に問題数が少ない。これは、すでにある程度、参考書を終わらせた人を対象にしていることの現れである。

頭の中に知識が纏まっていて、問題の解法パターンもある程度身に付いた人にとって大量の演習は必要ないのだ。

限られた最高の良問をじっくり演習することこそ、思考力や記述力を育む効率的な勉強法だ。

以上のことから、Z会を使用するには2つの条件を満たせばよい。

  • 大学受験の勉強範囲に目途が付いている
  • 毎月1週間程度、Z会にじっくり取り組む時間を持てる

2つの条件を真っ先に満たすのは浪人生であろう。もちろん、計画的に余裕を持って勉強を進めている現役生にもお勧めだ。

余談だが、Z会はダレてしまうという方がいるが、ダレるのは解ききれないからだろう。良質な問題を時間をかけてでも解ききれれば、達成感でドーパミンがドバドバ出るものだ。

ダレるどころか、刺激になる。

Z会の具体的な使い方

Z会は、選び抜かれた良問で演習でき、効率よく勉強するのに最適なツールである。問題数は多くはない。よって、毎月1週間あれば余裕をもってこなせる。僕が実践した具体的なZ会の勉強法を書く。

僕は1週間時間をとり、以下のスケジュールで集中して取り組んだ。

  • 数学は全部で8題あり、1日2題で4日でこなす
  • 物理は全部で6題あり、1日2題で3日でこなす
  • 化学は全部で6題あり、1日2題で3日でこなす
  • 英語は長文2題、英作文2題あり、1日1題で4日でこなす

例えば数学であれば、1日2題ずつ問1から解いていくなどという縛りは設けず、解ける問題から毎日2題ずつ消化した。とにかく1日2題解き、1週間以内に全てに完答するという柔軟なスケジュールを立てた。

この戦略が功を奏した。その日は解けなくても、次の日取り組むと上手い解法を思いつくことが往々にしてある。結果的に、白紙なしでフル完答した。もちろん、無理やり力技で解いた問題や、こじつけの定性論で解いたこともあったが、その全てが、問題を最後まで解答しきる力として身に付いた。

だいたい1週間の始めの4~5日で消化できた。残りの2~3日は自分の解答の見直しと、先月の復習に時間を当てた。こんな感じで数学、物理、化学を数十問、英語長文数十本を確実に自分のものにした。

良質な問題、丁寧な解説により、高いモチベーションを維持し、最高の効率で演習することができた。

圧倒的な解答力を養えた。

早慶の一般入試や名古屋大学の二次試験では、自信をもって記述でき、試験が終わった瞬間に合格を確信した。

Z会は浪人生やハイレベルな現役生におすすめ

Z会の問題は、旧帝早慶向けの難易度の高い問題を厳選した問題だ。Z会に取り組むべき人の特徴は下の2つであった。

  • ある程度大学受験の範囲に目途が立っている人
  • 月に1週間程度、Z会に時間がさける人

Z会を効率的に学習することで、思考力と記述力を強化できる。その結果、偏差値60で足踏みしているあなたは、偏差値70の壁を突破できる。志望校の合格もぐっと近づく。

申し込む前に、念のため無料の資料請求をおすすめする。

Z会のホームページは下リンクより。

Z会の通信教育 高校生向けコース

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