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旧帝・早慶に逆転合格したいのなら独学しかない。
偏差値40でも旧帝・早慶に合格できる方法を書いた。
10分で読んで下さい。
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PDCAサイクルというものをご存知だろうか?
簡単に言えば、仕事を効率よくこなす方法だ。主に社会人が実践するものだが、大学受験にも応用できる。
大学受験では、日数が限られた中で合格点を取るための勉強をしなければならない。成績が上がるか上がらないか分からない中、闇雲に頑張るのは非効率だ。
合格点を取るためには目的や目標をもって勉強する必要がある。偏差値は上がるべくして上がるのだ。
勉強の計画はPDCAサイクルを立てよう。PDCAとは次の4つのフェーズの頭文字だ。
- PLAN
- DO
- CHECK
- ACTION
PLAN→DO→CHECK→ACTION→PLAN→DO・・・・・とPDCAの4フェーズのサイクルを回すことであなたの成績はグングン上昇する。
さて、受験計画用のノートを一冊用意しよう。
PDCAサイクルのPLAN(計画)
PLANは現状を把握し、目標とのギャップを埋めるために何が必要かを考え、予定を立てるフェーズだ。
今のあなたの偏差値はいくつだろうか。志望校に合格するには、偏差値をどのくらい伸ばさなければならないだろう?
今の偏差値と目標とする偏差値のギャップを埋めるために、何を勉強するべきかを考え予定に落とし込もう。
予定は長期的なものと短期的なものの両方を設定することをお勧めする。
受験計画ノートのPLANの欄には目標と長期予定と短期予定を記そう。
受験生だったときの僕の経験を具体例として挙げておく。
目標
まずは現状を把握した。
勉強開始時の偏差値は40。志望校は旧帝大。よって目標偏差値は60~65程度。
長期予定の構想
一年で何をするべきか、長期的な予定を考えた。
時間は一年間しかない。逆転合格のためには、無駄を省き効率を追い求める必要があった。
底辺高校で、受験対策をしたことがなかったので、基礎的な参考書から始める必要があった。基礎に時間を取られる分、旧帝レベルの応用系の参考書にかけられる時間は他の人より少ない。
しかし、僕が目指すのは合格点だ。難しい参考書に大量に手を出し完璧を目指す必要はない。
応用レベルの網羅系の参考書を一冊だけこなしたあと、過去問で演習すれば十分合格点は取れるだろうと考えた。
つまり、1年間で基礎1冊→応用1冊→過去問だけしっかりこなす予定を構想した。
短期予定をたてる
長期予定を達成するために短期予定をたてた。
長期予定は数カ月~1年スパンで、短期予定は長期予定を達成するために、数日~1週間単位で立てた。
僕の場合、数学の長期予定は「基礎問題精講を夏までに終わらせ、標準問題精講を10月まで終わらせ、そこから過去問演習する」とした。
短期予定は「2か月で基礎問題精講1A~3まで終わらせたい。基礎問題精講1Aは120問あり、1週間で1周したいので1日20問理解する」といった感じだ。
PDCAのPLANにより無駄も減りやるべきことが明確になる
闇雲に目の前にある参考書をやってはダメだ。
PLANフェーズで実力と目標の差を埋めるために、どの参考書をいつまでに終わらせなければならないかを把握した上で予定をたてて勉強しよう。
下の記事も踏まえてPLANを立てると効率的だ。
PDCAサイクルのDO(実行)
PDCAサイクルのDOはPLANで立てた予定を実行するフェーズだ。
PLAN通りに終わっても終わらなくても、しっかりノートに記録しておこう。
DOでは徹夜したり無理をしたりしてPLANを達成する必要はない。あくまで余裕をもって取り組もう。
達成できなかったら、次のCHECKでPLANの何が原因かを考え、次のサイクルで修正するすればよい。
PDCAサイクルのCHECK(評価)
PLANをしっかりDOできたかを評価するフェーズだ。
受験計画ノートを見ながら、予定を達成できたかチェックしよう。達成できていなければ、なぜ達成できなかったのかを考えよう。
PLANの難易度が高すぎたのか、風邪をひいてしまったのか、スマホを触りすぎたのか理由をしっかり精査しよう。
PDCAサイクルのACTION(対策)
次のPDCAサイクルを、より効率よくこなすための対策を考えるのがACTIONフェーズだ。
DOのフェーズが、PLANの難易度が高すぎたために達成できなかったのならば、PLANで目標を少し低めに設定する必要がある。逆に、悠々こなせてしまったのなら、もっと高い目標を掲げる必要がある。
風邪をひいて目標が達成できなかったのなら、しょうがないとスルーするのではなく風邪を引かないための対策も考えよう。睡眠時間が足りなかったのか、食事が健康的でなかったのかを考え原因を突き止められれば次に生かせる。
同じように、スマホやパソコンをいじってしまうのが原因で、予定通りに進まなかったのなら、親に預けるか叩き壊すかして対策をとるしかない。
大学受験はメンタルや環境など、受験勉強ではない要素も関わってくる。PLANフェーズで予定をたてDOフェーズで予定を達成するには、メンタルや勉強環境といった要因の対策も考る必要がある。
PDCAサイクルを効率的にまわすには、このACTIONフェーズが肝となる。次で述べる。
PDCAサイクルのコツ
PLANでは極端にハードな予定を立ててはいけない。
夢はどれだけ大きくてもよいが、予定は現実的であるべきだ。
明日の自分ができることには限界がある。PLANが実行できないと自信がなくなりモチベーションの低下につながりかねない。だから予定は無理なくほどほどに。
また、予定はできるだけ具体的に決めよう。数字で決めるのをおすすめする。「問題集をできるだけ進める」でなく「ターゲット100語勉強する」という感じにしよう。目標が具体的であれば、達成できなかったときに対策をたてやすくなる。
また、PDCAにはスパイラルアップという概念が潜んでいる。
PDCAサイクルを繰り返せば繰り返すほどPDCAサイクルの質が上昇し、目標達成に加速的に近付いていくというものだ。
PDCAのサイクルを何回も回すにはサイクルを小さくするのが効果的だ。1カ月単位でなく、僕は1日~2日単位で毎日PDCAサイクルを回すのをおすすめする。
PDCAの内のPLAN、CHECK、ACTIONを寝る前に時間をとって行うと、次の日のDOのモチベーションアップに繋がるのでおすすめだ。
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