
________________________________________
旧帝・早慶に逆転合格したいのなら独学しかない。
偏差値40でも旧帝・早慶に合格できる方法を書いた。
10分で読んで下さい。
________________________________________
「数学アレルギー」
異様な言葉だ。机に座って数学の参考書を開くだけで、脳がその状況を拒否する現象。
「数学嫌い」「数学アレルギー」の人たちの99%は出会った先生が悪かった。今の状況はあなたの運の悪さを恨むしかない。
しかし、あなたは今この記事を読んでいる。やっとあなたにも、運が巡ってきたのだ。
おめでとう。
今日からあなたも、数学強者への道を歩むことになる。
数学が苦手で文系に進もうか迷ってるあなた。数か月後には難関大学の数学がバリバリ解けるようになっている。センター試験の数学も満点を取れるようになる。
はじめは僕も、数学の偏差値が40台の数学弱者だった。そんな僕が、一年で旧帝や早慶に合格できた。しかも、点取り科目は数学であった。僕は幸い「数学アレルギー」が発症しなかった。数学に対して正しいアプローチで勉強できたからだと思う。
今回は「数学が苦手な人」「数学が嫌いな人」に向けて、苦手克服というレベルでなく、成績が爆上がりする勉強法をご紹介する。
旧帝や早慶に合格するための数学の勉強法はこちらを参考に。
数学 勉強法 | 偏差値が爆上げする究極のテキトー思考
独学 | 人に頼ると伸びない
数学は学校や塾の先生に頼ってもできるようにならない。
なぜなら、ほとんどの数学の先生は、もともと数学が得意だからだ。彼らに数学が苦手な人の気持ちは分かりっこない。
「あの先生が分かり辛い。だから僕は数学が嫌いなんだ!」
ごもっともだ。それは事実だろう。学校や塾は、数学の才能がある人は苦労しないが、数学の才能がない人を引っ張り上げてくれるシステムはない。
しかし、喚いてどうにかなる問題ではない。あなたができることは一つ。自分で勉強することだ。あなたの人生を他人に委ねてはいけない。
さて、自分で数学を勉強することが、茨の道だと思ったあなた。全く逆だ。
数学は自分で勉強した方が速いし楽だ。成績も伸びる。
実は独学は、数学以外の科目でも効率がいい。こちらの記事を参考に。
大学受験は独学が最強であるという話
数学の勉強は独学が最適だ。心配はいらない。今から数学を独学するときのコツを丁寧に書いていく。どれもあなたが今すぐに実践できるものばかりだ。
究極のテキトー思考
数学の苦手意識が一瞬で消え去る思考法をご紹介しよう。
「まあええわ いつか分かるやろ」
以上だ。
この一言で数学の偏差値はうなぎ登りだ。
一応詳しく説明しておこう。
数学が苦手な人は真面目過ぎる
真面目な人ほど数学が苦手になる。
ちなみに学校の先生が勧める勉強法はこんな感じだろう。
- 板書を綺麗に取る
- 参考書の問題を丁寧にノートに解く
- 参考書の解説は分かるまで考える
- どうしても分からなければ先生に聞く
- 完璧に一歩ずつ進める
全然ダメだ。数学嫌いが続出するのも無理はない。
ちなみに僕がお勧めする勉強法はこうだ。
- 板書は取らない
- 参考書の問題は考え方さえ合ってれば良し
- 面倒臭かったら解答を見ながら計算する
- もっと面倒臭かったら計算はしなくて良し
- 解説を読んで理解できなかったら飛ばす
数学で大切なのは考え方だ。計算能力は過去問や模試で身に付くので初めは重要視しなくていい。とにかく初めは、数学の定理や問題の考え方を身に着けよう。計算は二の次だ。
もう一つ。
分からないところを考え続けてはいけない。時間の無駄だ。目の前の1問より、その後の10問を理解した方がはるかに効率がいい。
さらに、分からないところを分かるまで考え続けることが、数学嫌いを生み出す一番の原因だ。少し進んでは手が止まり、また進んでは手が止まり、終わりが見えない状況。これはきつい。
数学の勉強において、分からないところを考え続けることはデメリットしかない。
「まあええわ いつか分かるやろ」
サクッと飛ばし、次の問題に取り組もう。
「いつか分かる」は本気(マジ)
「分からない問題飛ばしてその問題どうなるの?」
ごもっともな質問だ。お答えしよう。
「どうにかなる いつか分かる」
しかも、その「いつか」は2~3日後、長くても1~2週間の内にやってくる。その場で分からずに堂々巡りしている状況からいったん離れ、後日クールな頭で見返すとだいたいあっさり解決する。
あなたは、あなたが思っているより賢い。未来の自分を信じて、分からない問題は飛ばしてしまおう。
完璧を追い求めてはいけない。気楽に進めよう。分からんとこはそのままでいい。
「まあええわ いつか分かるやろ」
この精神こそ数学の偏差値がうなぎ登りする思考法だ。
関連記事
知っておくだけで誰でも簡単に勉強の効率が上がる7つの方法
口で説明しよう
数学を一生懸命勉強しているのに、なぜか偏差値が上がらないあなた。勉強したことが本当に身に付いているのだろうか。
ノートに問題をいっぱい解いたその努力は素晴らしい。しかし、それが無駄になってはいないだろうか。
数学で勉強したことを、確実に身に付ける勉強法がある。とてもシンプルな方法だ。誰でも今すぐに実行できる。
「口で説明する」
これだけだ。2つだけコツがある。
- 生徒(問題を理解する前の自分)に教えるイメージ
- なんで?に答える
問題を理解する前の自分に教えるイメージ
説明することで、より深く理解できるようになる。また、理解したと思い込んでた部分も明白になる。理解の浅い部分は、再び参考書を読んで自分で噛み砕こう。
できるだけ簡単な言葉で、できるだけシンプルに説明しよう。長ったらしい説明はいらない。
友人に実際に教えるのは効率が悪いからお勧めしない。
その問題を理解する直前のあなたは、その問題を理解するだけの知識や論理がすでに頭に入っていたのだ。そういう生徒を相手に説明すると無駄を省ける。
問題を解く前のあなたが最善の生徒だ。
子供を想定して説明する方法があり、ファインマンテクニックと呼ばれる。さすがに、高度な微積の問題を、子供が理解できるまで噛み砕くのは骨が折れるので、生徒は「問題を理解する直前のあなた」でいい。ファインマンテクニックについては下の記事で説明した。
効率のいい勉強法3選 | 勉強テクニック編
なんで?に答える
数学の問題を解くときに必要なのが再現性だ。
多くの人は問題をいっぱい解いたら、自然と数学ができるようになると思い込んでいる。しかしそれはウソだ。
数学は闇雲に頑張っても伸びない。
数学の問題を前にしたとき、手が勝手に動きだすような状況はまずない。数学は100マス計算ではないのだ。
そこで良い方法が、生徒(問題を理解する前のあなた)の質問に答えるという方法だ。
「なんでその定理を使ったの?」
「なんでそんな式変形したの?」
生徒に問題の解説をした後に、上のような質問を想定して答えてみよう。
数学で安定して高得点を叩き出す人は、定理や式変形の必然性が見えている。生徒の質問を仮想し、その必然性を考えることが、問題を解くときの再現性に繋がるのである。
教科書より参考書で勉強しよう
「はじめに教科書を理解してから参考書をやりましょう」
受験界トップ3に入るク〇アドバイスだ。
教科書は式の導出が分かりづらかったり、問題の解説が載っていなかったりする。もし、市販で売られていたら欠陥品である。
数学が苦手な人が、そんな欠陥品もどきで勉強できるはずがない。
今市販されている参考書は、受験業界トップクラスの塾講師によって書かれている。その中で、少しでも劣っている参考書は淘汰される。
つまり、教科書なんかと比べて、問題も解説も質が桁違いである。
これを踏まえてアドバイスだ。
「はじめから参考書で勉強しよう」
参考書の選び方はこちらの記事を参考に。
【大学受験】おすすめ参考書選びの普遍則
薄い参考書で勉強しよう
肩に力が入り過ぎているあなた、青チャートなんかに手を出してはいないだろうか。数学が苦手なあなたは、青チャートなどの分厚い参考書をやってはいけない。
青チャートやフォーカスゴールドといった分厚い参考書は、数学が苦手だと終わりが見えない。終わりが見えない中での勉強は、モチベーションが下がり、数学嫌いに繋がる。
そこで、薄い参考書で勉強することを勧める。1~2週間程度で終えられる程度の参考書がベストだ。
数学が苦手なあなたが、数学の参考書を一周できたとき、今までと違う風景が見える。あなたの体から「数学アレルギー」が消滅し、テストでもかなり良い点数を取れるようになる。
晴れて、あなたは数学強者への第一歩を踏み出すのだ。
おすすめ参考書 | 数学が苦手な人へ
おすすめの参考書は基礎問題精講だ。初学者でも理解できるほど解説が丁寧だ。
しかし、到達度はなかなか高い。基礎問題精講だけで、日東駒専はおろか、MARCHや関関同立、中堅の国公立大学にも対応できる。
心からおすすめの一冊だ。
このサイトの目次はこちら。
世界最高峰の勉強法 | 目次
________________________________________
旧帝・早慶に逆転合格したいのなら独学しかない。
偏差値40でも旧帝・早慶に合格できる方法を書いた。
10分で読んで下さい。
________________________________________