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大学受験 参考書 | 直前期に追加するおすすめ参考書6選

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旧帝・早慶に逆転合格したいのなら独学しかない。

偏差値40でも旧帝・早慶に合格できる方法を書いた。

10分で読んで下さい。

旧帝早慶に逆転合格するための大原則

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秋から参考書を追加しようと考えているあなたへ。

参考書の追加は控えた方がいい場合が多い。僕のサイトでも、参考書はできるだけ少なめにするようにと述べている。

しかし、限られた場面では追加が推奨されるのも確かだ。

次のような条件をどれか満たしているのなら、迷わず新しい参考書に取り組むべきだ。

  • 安定して志望校A~B判定が取れている人
  • 参考書や過去問がひと通り終わっている人
  • 余裕はあるが何をやっていいのか分からない人
  • 苦手、不安定な分野がある
  • どうしても伸びない科目がある

さて、先におすすめの参考書を述べ、そのあとに使用法を述べる。

 

関連記事①

【大学受験】おすすめ参考書選びの普遍則

関連記事②

逆転合格 | 行動力のあるアホであれ!

 

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受験直前期 秋~冬に参考書を追加するならこれ

受験直前期に網羅系の分厚い参考書を追加するのはあり得ない。できるだけ薄めで、分野ごとに分かれた演習系の参考書がいい。

また、律儀に全部解く必要はない。

苦手なところ、伸ばしたいところ、面白そうなところだけ解けばいい。

おすすめの参考書を科目別に紹介しよう。

数学

「やさ理」の愛称。

難し過ぎると言われるがそこまで難しくはない。旧帝の「やや難レベル」の問題だ。

ある程度数学が得意なら「やさ理」を勧める。面白い問題が圧倒的に多い。解説も複数の解き方を用意していて興味深い。

僕は「やさ理」の数列や漸化式の分野と確率の分野だけ解いた。

「ほーん」と何度も呻った覚えがある。

旧帝、早慶の「やや易~平均レベル」の問題を集めた参考書だ。問題も3問ごとに区切られていて非常に取り組みやすい。

また、典型的な良問が多く解法パターンを頭にぶち込むのにも使いやすい。

僕は、微積とベクトルの典型問題の解法パターンを網羅するためにこの参考書に取り組んだ。

短時間で取り組めた割に効果は大きかったように思う。

英語

僕の大学の友人の多くがこの参考書を当時使っていたという。

ある友人は興味深いことを言っていた。

英語で全統記述の偏差値が55だったけど、透視図を3週間で3周したら偏差値が20伸びたという。大学別模試でも英語はトップ10入りしていたらしい。

英語だけがネックなら「英文読解の透視図 amazon」に時間を割くのもありだろう。

 

表面はセンター試験対策の参考書である。しかし、非常に応用範囲の広い英文読解の参考書だ。

この参考書の趣旨はこうだ。

「英文の流れに沿って選択肢を選べば必ず当たる」

俗にいう「消去法」なんてしない。無駄な情報に惑わされることなく、英文の内容に沿った選択肢を直接選ぶだけ。

この本に書いてあるやり方を実践して、センター試験で時間ギリギリだったのが、余裕を持って解き終えられるようになった。

また、英文の流れを意識するようになって、二次試験の和訳問題の誤訳もだいぶ減った。

さらに、副産物であるが、文章の流れに注目して解くやり方はセンター試験国語の現代文にも応用できた(笑)

国語の現代文もよく消去法が勧められる。しかし、僕はこの方法で直接選択肢を選ぶ解き方に変えたら、過去問も本番も7割5分を割ったことがなかった。

「英文読解の点数が面白いほど取れる本」なかなかのスルメ本である。

物理

網羅性は低い。しかし汎用性は高い。

問題ごとのレベルに大きく開きがあるが、「前のページの考え方や解法を理解すれば、こんな難しい問題も解けちゃうよね」というスタンスなのだろう。

確かに、ギリギリだが解ける。結構面白い。

物理の考え方や解き方がバチッと分かる名著である。力学と電磁気だけでも取り組めば、物理に苦手意識を持つことはなくなるだろう。

物理が苦手な人にはもちろんおすすめだ。得意な人にも気付くことが多い参考書だ。

時間もかからないので、この時期からでもおすすめだ。

化学

典型問題の良問が多い。

二次試験の過去問がボリューミーに感じるのなら、無駄をそぎ落としたこの「入試の核心」がおすすめだ。

重要問題集を一通り終えたあとなら、ギリギリ解ききれる楽しい問題ばかりだ。

また、Z会だけあって解説が非常に細かく丁寧である。独学の演習には持ってこいの参考書だ。

僕は有機の問題数問と、理論の面白そうな問題だけ虫食い的に解いた。けっこう楽しかったし、「ほーん」となる問題が多かった印象だ。

 

関連記事
大学受験は独学が最強であるという話

 

Z会を活用すれば一発で解決する

上で挙げた参考書よりも質が高い問題が多く、大きな効果が得られるのがZ会だ。

僕の旧帝早慶の逆転合格に最も寄与した教材はZ会の通信教材であったと感じている。

良質な問題を頑張って記述して解答する。丁寧な添削と解説にで復習する。今思うと、偏差値が上がったのは至極当然だったと感じる。

確かに普通の参考書よりは高い。しかし、大学受験へのお金の投資と考えれば安い。塾と比べれば格段に安い。

 

Z会については次の記事で書いた。
Z会 独学 | Z会は難関大学受験の裏技である

 


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直前期に追加した参考書はどうやって勉強するべきか

「全部解く」これは絶対にダメ。

直前期は、間に合わないのが一番まずい。

「頑張って全部解いたのに、結局復習が手薄になって効果が半減した。」

こんなんアホとしかいいようがない。

自分が苦手なところ、伸ばしたいところを重点的に解くことだ。もし余裕があれば、息抜きに面白そうな問題を熟考してみるのもいい。

最大の効果を意識して解くことだ。無意味な完璧主義は身を亡ぼす。

 

下の記事で効果的な勉強について述べた。無意味なことはやめよう。
大学受験 戦略 | 勉強の優先順位の付け方を徹底解説する

 

直前期の参考書追加のまとめ

各科目のおすすめ参考書を述べた。

共通する条件は「薄いこと」「すぐ終えられること」である。

大学受験の直前期は、闇雲に頑張るだけだと、焦りとストレスで泥沼にハマる。

冷静に、やるべきことを淡々とこなすだけでいい。無駄を省き、苦手なとことや伸ばしたいところだけを重点的にやるのだ。

また、上で挙げた参考書は面白い問題も多いので、息抜きにでも取り組めば興味が沸きモチベーションも上がる。

 

直前期は本当に辛い。こちらの記事で不安やストレスの解消法について書いた。
大学受験が不安で辛いときにぜひ読んで欲しい。

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旧帝・早慶に逆転合格したいのなら独学しかない。

偏差値40でも旧帝・早慶に合格できる方法を書いた。

10分で読んで下さい。

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