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旧帝・早慶に逆転合格したいのなら独学しかない。
偏差値40でも旧帝・早慶に合格できる方法を書いた。
10分で読んで下さい。
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旧帝大などの難関国公立大学を目指すあなたはセンター試験で8割必須だ。MARCHや関関同立をセンター利用で狙うにしても、8割が乗り越える壁となる。
センター英語はセンター試験の中で群を抜いて難しい科目だ。短い制限時間の中で、大量の長文を処理しなけれならない。はじめてセンター試験の問題を見たとき、量の多さに目をそむけたくなった方もいるだろう。
1年間という限られた時間で、英語の圧倒的強者になるのは難しい。東大へ行った知り合いで、30分でセンター英語満点とれるやつがいるが、凡人には無理だ。しかし、そんなセンター英語。実は攻略法が存在する。誰でも時間内に8割は取れる。
僕の話をしておこう。勉強開始時、センター型のマーク模試で1割を記録したことがある。偏差値は35だった。そんな僕でも1年後、センター試験本番で9割取れた。
センター1割からスタートし、すぐ6~8割は取れた。そこから俗にいう8割の壁にぶつかった。しかし、あることに気付いたらセンター英語の8割の壁は簡単に壊れ9割台に乗った。
僕の実際の経験をふまえ、センター6~8割まで一気に上昇させる勉強法と、8割の壁を突き破る1つのコツを伝授する。1つのコツは最後の方に書いた。
センター英語6~8割までは英単語と英文法の勉強だけ
センター試験の英語で6~8割程度でいいのなら、長文の勉強をする必要ない。英単語と英文法の勉強だけで取れる点数である。
ぶっちゃけ、センター英語の長文自体は簡単だ。英単語も構文も基礎的なものしかない。問題はその量だ。6~8割なら、読む速さを追い求める必要はない。時間内にゆっくり解いて、ギリギリ、もしくは、解き終わらなくても6~8割はとれる。
センター試験は長文の配点が高い。だから、長文をいっぱい勉強しようというやつがいる。一見もっともに思える考えだが、彼らを信じてはいけない。長文の勉強をするのは、英単語や英文法が終わった後だ。
論理的に考えてみよう。長文を読むには何が必要か。長文を構成する構文や英文法を理解している必要がある。では、英文法の問題を解くには何が必要か。英単語を知っていなければならない。
つまり、英語の勉強というのは英単語→英文法→長文の順に進めなければならない。この順序で勉強しないと長文はなんとなくしか読めない。なんとなく長文を読んでいると点数が頭打ちされる。
センター英語のための英単語
おすすめの英単語帳は以下の2冊だ。
- ターゲット1900
- 100式英単語
どちらもセンター試験の英単語の網羅性は高い。また、旧帝の二次試験やMARCHの一般入試にも対応可能だ。
センター試験で、英単語が分からないなどということはあってはならない。分からない単語でいちいち躓いていあたら、膨大な英文を高速で処理できない。ターゲットや100式英単語で単語を完璧し、やっとスタート地点にたてるのだ。
センター英語のための英文法
「センター試験は長文の配点が高いから英文法はやらなくていい」この考えは危険だ。英文法を軽視すると、センター8割の壁を超えられない。
英文法はなんでやるのか?それは、英文の構造を一瞬で見抜くためである。そして、もう一つに、時制や接続詞などに注目して読むことで、引っ掛け問題に惑わされずに済むことだ。
英文法を軽視している人は、「なぜか長文で数問ミスる。集中力が足りないからか?」と、自己分析する。本当の原因は英文法の理解の浅さにより、小さな引っ掛けにいつも嵌まっているいるからだ。
英文法の軽視はまずい。9割とりたいのなら英文法をしっかり勉強するべきだ。
センター英語の英文法の勉強には以下の参考書がおすすめである。
- ネクストステージ(通称ネクステ)
- 1億人の英文法
- フォレスト
実際に解くのはネクステだ。ネクステを完成させればセンターの英文法で満点取れるだけでなく、長文の勉強も効率よく行える。ネクステは1回では覚えられない。4周は取り組もう。
1億人の英文法とフォレストは英文法解説書で、ネクステの解説を読んで理解できないときに参考にしよう。間違えても通読なんてしてはいけない。
センター英語8割突破のコツは英文の流れを掴むこと
英単語のステップと英文法のステップが終わっていたら、すでにセンター英語で7~8割は取れるはずだ。中には9割取れる人もいる。
しかし、中には8割から伸び悩む人が存在する。そういう人は2タイプに分けられる。時間が足りないタイプの人と、英語を読めていないタイプの人だ。それを確かめる簡単な方法がある。センター英語を制限時間の2倍の160分で数年分解いてみるといい。
その結果があなたの本当の英語力だ。160分かけて8割突破できなければ、英語が読めていないということだ。英単語と英文法が十分に身に付いていない。単語帳とネクステをもう一周して復習しよう。
160分で8割を突破できた人は英語を読めている。遅いだけだ。このタイプは、たった一個のコツを意識するだけでいい。一個のコツだけで、制限時間の80分で解答できるようになる。
消去法なんてしてる暇はない
よく、センター英語の解法として挙がるのが消去法だ。一個一個吟味し、書いていない選択肢を消していく方法。一見ごもっともな方法に思える。しかし、実践してみると時間が決定的に足りないことに気付くだろう。
いっぱい読んでも制限時間内に解けるとは限らない
センター英語の過去問を何周もすると、自然とスピードは身に付くから大丈夫というアドバイス。耳にタコができるほど聞いた。このアドバイスはもちろん嘘だ。学校の先生が何も考えずにでたらめにアドバイスしている。
これは、50m走20秒の人に「毎日50m走をしたら10秒切れる」と言っているようなものだ。50m20秒という異常に遅いタイムの、本質的な問題は何かということを考えていない。努力だけでどうにかなるものではないだろう。本質的な問題というのは大方、体重が重すぎることだ。食事制限をし、筋トレと有酸素運動で体重を落とすことが本質的な解決になる。
真に受けた生徒は15年分の過去問に馬鹿真面目に取り組み、結果、自己満足に終わる。「自分はこれだけ過去問を解いたんだ。本番では解けるに違いない!」もうアホかと。
時間内に解けない本質的要因は大方、長文を読むのが遅いことでなく、問題の解答に時間がかかり過ぎていることだ。
以下その解決策を示す。
ここからがセンター英語8割突破のコツだ。
段落ごとのテーマに注目する
英文の特徴は、1段落1テーマで物語が進んでいく。そして、段落冒頭でその段落のテーマを提起し、段落終わりに締めくくったり話の転換が起こる。
つまり、一つの段落の流れを把握するには、段落の冒頭と最後に注目すればいいということだ。もちろん問題で聞かれるのは、段落冒頭と最後だけではないので悪しからず。あくまで流れを高速で把握する方法だ。
英文の流れが全てを物語る
アホみたいに当たり前のことを書く。英文も普通の文章だ。文の始めから文の終わりまでストーリーは自然に流れている。
女の子が悲しんで泣いているのなら、その前に「彼氏に振られた」とか「ネックレスをなくした」とか書いてある。「クマのぬいぐるみをもらった」とか「流れ星が見えたから」なんて絶対に書いてない。
何がいいたいのかというと、英文は、段落の始めから終わりまで、さらには、始めの段落から最後の段落まで自然にストーリーが流れているのだ。
あなたが注目するのは、物語のストーリーを把握することだけだ。一気に文章を始めから終わりまで読み切り、流れを掴もう。忘れないように、段落ごとに脇に、話や展開をまとめておくといい。
全部読み終わったら問題を解いてみよう。問題はもちろん、長文のストーリーに即したものを選ぶ。実はセンター試験の英語は、ほとんどの選択肢が英文の流れに即していないのだ。消去法なんかしない。英文全体の流れに即したものを選ぶだけだ。一瞬で正しい選択肢が分かるはずだ。
センター英語8割は誰でも取れる
センター英語の勉強は英単語→英文法→英語長文の順に解く必要がある。この流れで勉強しないと、8割の壁が超えられない。
しっかり英単語と英文法の勉強ができれば、センター英語の過去問で7~8割程度取れるはずだ。減点要因は単に時間が足りないためだ。そして、時間が足りない要因は、選択肢を吟味するのに時間がかかり過ぎていることだ。
では早く解くにはどうすればいいかというと、消去法をやめることと、努力論で片づけないことだ。長文の自然な流れをくみ取ることが大切で、それに即した解答というのはすぐに見分けがつく。
英語の勉強法は下記事より
大学受験 英語 | 参考書4冊で旧帝早慶に受かる英語の勉強法
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